第 1 回学術大会に参加して

 

佐賀労働基準監督署 労働基準監督官 満田和弘

 

妻と私の Q&A で、本学術大会の感想文といたします。
Q:なんの勉強してたの?
A:産業保健に関して、どんな課題があって、どうすればうんと世の中の役に立っていくのか。
Q:あなたの役にも立つの?
A:課題に向き合っていこうという方々がこんなにいらっしゃるんだと知れて、安心感と自信が持てたよ。
各登壇者が、解決策について苦労話に触れながらも前向きで実務的な意見を言ってくださった。学会の目的と設立に感動しながら勉強できた。
例えば、人格障害、発達障害については当事者も周りも如何にして働きやすく生きやすくしていくかとかね。
Q:オンラインでわかったの?
A:前もって抄録も見れたし、データもはっきり見えたし、各先生の表情も見ながらで聴きやすかったよ。周りも気にならないし、静かにリラックスして聴講できた。
強いて言えば、会場限りのオフレコの裏話が聴きたかったけど、オンラインの限界かな。
Q:よかったね。で、どのくらいかかったの?
A:生中継で2日間。でも全部の講演をまだ聞けてないから、同時に開催されていた講演をこれからオンデマンドで15コマ位は聴講したいし、もう一度じっくり聞き直してみたい講演もあるんだ。楽しみ。
Q:違う、お金。
A:えーと、1万円しなかったよ。学会にも入っちゃったから別に1万円。
Q:少し高くない?
A:内容からすると安いと思うよ。オンラインで旅費もかかんないし、分科会もほぼ全て受講できるし。
Q:ふーん、産業保健って時間もお金もかかるのね。
A:そう!それをみんなに理解してもらうのも大切なことなんだよね!
Q:あなたも健康じゃないと定年後も稼げないしね!
A:・・・