シンポジウム③「テレワークにおける健康管理政策と法」を聴講して (広報 on HP)
シンポジウム③「テレワークにおける健康管理政策と法」を聴講して
大阪産業保健総合支援センター 保健師 鈴木純子
テレワークは企業において直近の大きなテーマとなっています。シンポジウムでは 5 名の専門家の方々が、大小の企業規模によるテレワークの導入例の紹介、テレワークに起因するメンタル不調や身体的不調を客観的な健康影響評価やストレス要因調査の報告、また、法律を絡めたメンタルヘルス対策及び身体的不調への対策について紹介されとても興味深いシンポジウムでした。産業看護職が演者として登壇したセッションは少なかったのは少し残念ではありますが、どのセッションも産業看護職の立場で拝聴しても興味深いものでした。第1回学術集会への参加は、多職種連携の重要性を改めて認識する良い機会となり、是非多くの産業看護職に参加していただきたいと思いました。
蛇足ですが、オンライン開催となったことで、残念なところはありますが、遠方からも気軽に参加でき、育児、介護中の方も見逃し・聞き逃し配信もあるので参加しやすかったのではないでしょうか。資料も見やすく次のセッションにも効率よく移ることができる等メリットも多かったと思います。